横浜港発、SDGs行き!〜横浜港から見えてくる明日〜

横浜港発、SDGs行き!〜横浜港から見えてくる明日〜 3×4×S ヌビア、しゃみおレポート

この記事は、別サイト「ほうがくのわ」より提供を受けています。

https://hougaku.ohju.net/


 

これまでに行って良かった、面白かった、盛り上がっている和楽器音楽のイベント/演奏会/コンサート/展示会などの訪問録「和楽器音楽が、集まる場所。」の第9回目です。

音楽と水のイベント!?

2021年7月24日(土)開催、Sera Creations様主催のイベント「横浜港発、SDGs行き!〜横浜港から見えてくる明日〜」に参加してきました。

横浜港発、SDGs行き!〜横浜港から見えてくる明日〜

最初に津軽三味線とチェロの二人組ユニット「3×4×S」(さしす)さんのミニコンサート。
このユニットでは、当日お客さんの雰囲気などを元にその場で曲を決め、即興セッションを行っているとのこと。臨場感のある音楽で素晴らしい!息もぴったりでした。
2人のセッションのほか、津軽三味線(しゃみおさん)、チェロ(ヌビアさん)それぞれのソロ曲も聴かせていただきました。

美味しいスイーツを楽しみながらのコンサートでした。

横浜港発、SDGs行き!〜横浜港から見えてくる明日〜 スイーツ

SDGsって難しそう?

さて、このイベントのタイトルにもあるSDGsですが、最近耳にすることが多くなりました。丸いカラフルな色のSDGsのバッヂを付けた人も街中でちらほら見かけますね。

SDGsとは?(外務省サイトより引用)

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

ミニコンサートが終わった後のトークセッションは、固い・小難しい内容になるのかな〜と想像して少し身構えていましたが、それが見事に覆された、ということを初めに書いておきます。

「水」ってこんなに面白いのか!

トークセッションは3×4×Sのお二人に加え、ゲストとして水のジャーナリスト 橋本淳司さんをお迎えしてスタートしました。橋本さんは様々な水問題やその解決方法を調査し、発信を行なっている方です。

最初は水の硬度についての話。カルシウムとマグネシウムが多く含まれている水が硬水なんですね。
その性質から酒の甘さ・辛さやその土地での料理にも大きく影響するそう。日本に軟水が多い理由、地形や場所による水の違い、そして緑茶や出汁といった食文化は日本の軟水あってこそのものだという様々な雑学的な話から、普段何も意識せずに飲んでいる水に俄然興味が出てきました。

そして料理の話から、「1kgの焼肉を食べるまでにどのくらいの水が使われているか?」という話に。クイズ形式で、来場者も一緒に考えました。
料理に使う水はもちろん、牛を育てるための水や、牛の飼料となる穀物を育てるための水まで遡ると膨大な量!食べ物がいかに大切か、昨今のフードロス問題などについても考えさせられます。

ちなみに、3×4×SのヌビアさんはNPOでも活動をされており、子供たちに音楽を届けるとともに、食の大切さについても並行して伝える取り組みを行なっているそうです。芸術を楽しむことができる前提として、衣食住がしっかりと保たれていないとそんな余裕が持てない。なるほど、ここで音楽と水、食べ物が繋がった!と感じました。

質疑応答では来場者からの質問に対し、橋本さんが答えてくださいました。個人的に面白かったのが、ペットボトル水と水道水は国の管轄が異なり、水質の検査項目も異なるという点。
ペットボトル水は食品扱いになるのですね。そして水道水の方が検査項目としては多く、安心安全に飲用できるとのこと。

この他にも、たくさんの水に関する知識を教えていただきました。
イベントとしては、最後に3×4×Sのお二人による「川の流れのように」の演奏で締めくくられました。(水繋がりということで、橋本さんからのお題に答える形で。これも即興とのこと…すごい!)

横浜港発、SDGs行き!〜横浜港から見えてくる明日〜 3×4×S ヌビア、しゃみお

SDGsと水

ちなみに、意外に思われるかもしれませんが、今回のイベントのトークの中では「SDGs」という言葉は一度も出てきませんでした。

SDGsの中で、水に関する項目はNo.6「安全な水とトイレを世界中に」、No.14「海の豊かさを守ろう」というものがあるのですが、直接そのような話題は出ず…。

しかし、話を聞いたり一緒に考えたりしているうちに、自然と楽しみながらSDGsのことを考えていたのだ、と終わってから気づきました。
水以外の項目でも、今回のトークセッションに出てきた内容では、食べ物の話ではNo.2「飢餓をゼロに」、水道インフラの話ではNo.11「住み続けられるまちづくりを」などが密接に絡んできそうです。

さいごに

今回のイベントでは、水の身近な豆知識の話から始まり、関連する様々な領域までとても楽しく聞くことができました。始終和やかで、難しい話なんて一切ありません。楽しみながらいつの間にかSDGsの内容に興味が持てる、とても良いイベントでした!

この記事を書いた人
櫻樹

ほうがくのわ 代表/和楽器音楽プロモーション&企画屋
和楽器音楽好きが集い、相互交流を楽しんだり、情報交換やコラボレーションを実現したりするための場を作りたい!という思いで、2007年に「ほうがくのわ」を立ち上げ活動開始。(続きはメンバーページをご覧ください)

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