箏が音ゲーになった「Kotomania」をプレイしてきた!

箏が音ゲーになった「Kotomania」をプレイしてきた!レポート

この記事は、別サイト「ほうがくのわ」より提供を受けています。

https://hougaku.ohju.net/


東京ビッグサイトで開催されたイベント「Maker Faire Tokyo 2023」に行ってきました。
このイベントでは、さまざまなテクノロジーを使って作られた作品の展示やデモンストレーションが行われており、ワクワクするような作品ばかりでとても面白かったです!

Maker Faire Tokyo

その中で、特に気になった作品「Kotomania」をご紹介したいと思います。

「Kotomania制作ぼっちチーム」さんが出展さてれいる「Kotomania」は、本物の箏を使った音ゲー(音楽ゲーム、リズムゲーム)ということで、ブースにはたくさんの配線で機器に繋がれた箏が1面。

箏を使った音ゲーkotomania投影の様子

箏の本体(甲の部分)には文字などが表示されていますが、こちらは上部に設置されたプロジェクターから投影されている内容です。

プレイする楽曲を選んで、決定するとスタート!(特定の絃を弾くことで操作ができます)
よくある音ゲーのように、左から丸い絃名が記載されたマークが手元のラインのところに流れてくるので、それが来たタイミングで、箏の絃に爪を当てます。
弾いたタイミングの正確さによって「Miss」「Good」「Great」「Perfect」といった判定がされ、それに応じたスコアが獲得できます。

箏を使った音ゲーkotomaniaプレイの様子

どうやってタイミングを感知しているか?というと、琴柱のところに1つ1つ取り付けられた機械に注目。
これは振動センサーで、絃の振動を感知して判定する仕組みになっているとのことでした。

楽器を模した音ゲーはいろいろとあり、和楽器では「太鼓の達人」や「三味線ブラザーズ」が有名ですね。
ですが、この「Kotomania」は本物の箏を使っているところが面白い!

ゲームとしていろいろな曲に挑戦する楽しさはもちろんですが、初見の曲を練習する際や、初めて箏を触る方向けへの取っ掛かりとしても使えるかもしれないと感じました。
何せ箏は絃が多いですから、弾く絃の位置とタイミングが視覚的にわかるというだけでも、箏に対するハードルがぐっと下がりそうです。

さいごに、私が実際にプレイしてみた映像を少しだけ(音は入れておりません)。
曲は「もろびとこぞりて」です。難易度の高い曲も入っていたので、また触れる機会があったら挑戦してみたい…!

この記事を書いた人
櫻樹

ほうがくのわ 代表/和楽器音楽プロモーション&企画屋
和楽器音楽好きが集い、相互交流を楽しんだり、情報交換やコラボレーションを実現したりするための場を作りたい!という思いで、2007年に「ほうがくのわ」を立ち上げ活動開始。(続きはメンバーページをご覧ください)

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