サステナブル?な和楽器

サステナブルなイメージじーものヒトリごと

どうも、じーもです。
最近「サステイナブルに暮らしたい―地球とつながる自由な生き方―」(アノニマ・スタジオ)という本を読みまして。その中で、新たな気付き(驚き?)があったので今日はそれを書こうと思います。

リサイクルは減らした方がいい?!

早速なんですけど。環境を守るために。エコと称して。よくリサイクルが叫ばれてると思うんです。(確か学校の教科書なんかにもリサイクルを推奨する記述があったような…)それで、いつの間にか自分自身も「リサイクルはいいことだ!」みたいな感覚があったんですよね。

でもね。よくよく考えてみると、リサイクルというのは新たに作り変えることであって、その過程では少なからず様々なエネルギーや費用がかかってくるわけですよ。それってどうなの?というわけなんです。

もちろん、新しいものばかりを作るよりかは効果的だと思います。でも、環境への負荷を考えた時にする行動としては優先順位が低い、ということみたいです。

減らす、もしくは使いまわす!

リサイクルよりも推奨される行動は、第一に「減らす」こと。消費されるものが減れば、もちろん新たに生産することもないですからね。
次が「使いまわす」こと。使わなくなれば誰かに使ってもらえばいいんです。だって、それぞれに必要なタイミングってあるじゃないですか。

そこで思うのが、和楽器ってまさにこの「使いまわす」をうまく体現してるんじゃないかと思うんです。もちろん、そのまま「使いまわす」という意味ではなく。必要ならば修繕して。次世代へと。とくに尺八なんて、まさにそんなところがあって。師匠の尺八を弟子が譲ってもらったりすることはよくあります。

よく考えると、日本の文化には自然と共生するためのヒントがあるのかな、と思いますね。

ということで、本日はここまで。今日もよい一日を。

この記事を書いた人
じーも

母が箏を教えていることもあり、小さな頃から箏の音色を聞きながら育つ。
まんまと母の策略にはまり、小学校高学年から尺八を始めることに。初めは全く鳴らずに苦しんだが、少しずつ魅力を感じ始める。(続きはメンバーページをご覧ください)

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