見せたい画、聞かせたい音

見せたい画、聞かせたい音じーものヒトリごと

どうも、じーもです。
あっという間に12月。はやくも2024年が終わろうとしています。ほんとに…はやい。
ということですが、早速本日のヒトリごと、でございます。

見せたい画(え)

実は先日、テレビ取材の現場に立ち会ったのですが、そこでのことがおもしろく(新鮮だったと)感じたので、少し書いてみます。

テレビには(おそらく)企画があり、その企画に沿って取材が行なわれる…と思うんですけど。そうなってくると、長年の経験に基づいて、「見せたい画(え)」があるんだろうなぁ、と感じる点が多くありました。

もちろん取材対象を尊重しつつも、それを魅せるための画にしていく。そのためにはきっと、アングルややり取り、言葉など。さまざまな要素(素材)を集めなければいけません。それを取材時間内に行い、たくさんの素材の中から厳選し、編集することで、初めてテレビ放送として画面に映し出される。

実際2時間近く取材していても、放送されるのは4分ほど。もちろん取材内容すべてを含めることはできないので取捨選択は必要。うん。やっぱり、プロ、ですよね。

聞かせたい音

そこでふと思ったのは、演奏会や発表会でも同じことが言えるのかも、ということです。

舞台という場に立ち、そこで見せる画、そして聞かせたい音をその場で創っていく。編集という工程はありませんが、ある意味で、その場その場のリアルタイムで作品を紡いでいくようなもの、かもしれません。

もちろん、演奏や演技で精一杯になることはあるでしょう。わたしだって何度も緊張しました。
それでも、舞台を見ている人たちからすれば、それはもう画面の中と同じ。なのかもしれません。そう考えると、演奏会や発表会に出る時のプライド、そして緊張。それでいてエンターテインメント性も必要なのかもしれませんね。

とまぁいろいろ書きましたが、そこまで大事にしなくても、まずは出てみる、というのも立派なことだと思いますけどね。

ということで本日もここまで。みなさんにとって、よい一日になりますように。

この記事を書いた人
じーも

母が箏を教えていることもあり、小さな頃から箏の音色を聞きながら育つ。
まんまと母の策略にはまり、小学校高学年から尺八を始めることに。初めは全く鳴らずに苦しんだが、少しずつ魅力を感じ始める。(続きはメンバーページをご覧ください)

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