ちょこっとかじり話~人形浄瑠璃編②~

三味線の写真じーものヒトリごと

どうも、じーもです。
前回は人形浄瑠璃の話で盛り上がりました(勝手に盛り上がってました 笑)。
ということで本日も続いちゃいましょう!

人形劇+浄瑠璃

前回は人形劇の部分をフォーカスして話をしていたのですが。もちろん人形浄瑠璃はそれだけではなくて。

浄瑠璃の部分があるんですよね。この浄瑠璃と言うのが、三味線(音楽)+太夫(語り)だそうです。歌ではなく「語り」なんですよね。

この3つが結びついて初めて人形浄瑠璃となるそうで。三味線と太夫と人形遣いをあわせて三業と呼ぶそうです。

一体の人形を操るのにも3人がかり。ましてや音楽担当の三味線。語りの太夫。それぞれが合わさって初めて一つの劇を作り上げる。そう考えると、すごい世界なのだなと思います。

三味線を想う

今日は少し和楽器にも触れてみたいと思います。

実はわたくし、じーもは徳島に住んでいるのですが。徳島と言えば、阿波踊り!ですよね?そこでも三味線は登場します。

そして今まで話してきた人形浄瑠璃(徳島では「阿波人形浄瑠璃」。農村舞台と呼ばれる野外劇場で行われるため頭が大きいなどの特徴がある。)にも三味線が登場します。

そこで改めて三味線のすごさというか。ポテンシャルを感じたんですよね。だって三味線って、万能じゃないですか。

ある時は打楽器のようにテンポを刻み、場面によって迫力を演出。
またある時は一つのメロディーを奏でメインとして活躍。
そしてまたある時は、唄や語りとも共存。

なんだか、すごい楽器だなぁと思ったんです。
(ちなみに人形浄瑠璃は「太棹三味線」。阿波踊りは「細棹三味線」。でもって箏や尺八と合奏する三曲分野は「中棹三味線」、をそれぞれ使うそうですよ。)

尺八の場合はメインになることが多いです(もちろん伴奏などもありますが、打楽器のような役割は苦手です)。それはやっぱり音を伸ばせるということが大きいと思うんですよね。

と、いう風にやっぱり楽器によってよさが違い。それを知ることはおもしろい。ということでみなさんも普段使わない楽器も試してみては?

ということで本日はここまで。みなさん、よい一日を。

この記事を書いた人
じーも

母が箏を教えていることもあり、小さな頃から箏の音色を聞きながら育つ。
まんまと母の策略にはまり、小学校高学年から尺八を始めることに。初めは全く鳴らずに苦しんだが、少しずつ魅力を感じ始める。(続きはメンバーページをご覧ください)

じーもをフォローする
じーものヒトリごと
SNSでWagicのコンテンツをシェアする
Wagic(わじっく)