平家語り研究会定期公演ー「壇浦の悲劇 見るべきほどのことは見つ」

平家語り研究会 壇浦の悲劇おすすめ紹介
平家語り研究会 壇浦の悲劇

平家語り研究会の定期演奏会のお知らせです。令和4年度は「檀浦の悲劇」というテーマで、源平の最期の合戦における平家の武将、宗盛、教経、知盛のそれぞれの最期を描きます。

公演情報

平家物語の世界その6 壇浦の悲劇 見るべきほどのことは見つ
曲目 平家《能登殿最期》《内侍所都入》
出演 平家語り研究会:菊央雄司、田中奈央一、日吉章吾ほか
お話 「琵琶法師のその後」薦田治子

日時

2022年9月9日(金)14時開演(13時開場)

会場

紀尾井小ホール(千代田区紀尾井町6-5)

入場料&予約

入場料 3,000円(全席指定)
チケットの取り扱い Confetti(カンフェティ)
ウェブ予約 https://www.confetti-web.com
電話予約 カンフェティチケットセンター 0120-240-540

平家語り研究会のシリーズ公演

平家語り研究会では文化庁の後援を受け、「平家物語の世界 語りの伝統を次代に」と題した平家琵琶のシリーズ公演を続けています。今回は、その6回目となります。

琵琶には、薩摩琵琶、筑前琵琶などがありますが、平家琵琶は平家物語の本家でありながら演奏人口が少なく、実際に鑑賞できる機会はそれほど多くありません。平家語り研究会では、平家琵琶の伝承を大切に守りつつ演奏者と聴衆が増えることを願い、活動を続けています。

今回は、源平の合戦にピリオドを打った壇の浦の戦いでの3人の平家の武将が主人公です。うろたえる宗盛、勇敢な教経、静かに見守る知盛と三者三様の様子が、琵琶の響きに乗せて描写されます。本公演のサブタイトル「見るべきほどのことは見つ」は知盛の最期の言葉です。

邦楽にとって響きの良い紀尾井小ホールでの平家琵琶の演奏を多くの方に楽しんでいただければと思います。

平家語り研究会のホームページでも本公演が紹介されています。

昨年の演奏会の様子を本サイトでレポートしています。

この記事を書いた人
福まる

大学で日本音楽史と民族音楽学の非常勤講師をしています。最近、地元の資料館で古文書整理員を始めました。お箏と地歌三味線を少し弾きます。記事を書いて、邦楽の世界をもっとオープンにするお手伝いをしたいと思っています。

福まるをフォローする
おすすめ紹介
SNSでWagicのコンテンツをシェアする
Wagic(わじっく)