オノマトペのように

オノマトペのようにじーものヒトリごと

どうも、じーもです。
日本語は難しい言語であるとされています。ひらがなやカタカナ、漢字にローマ字。さまざまな表記があることに加え、オノマトペという表現が多いことでも知られているようです。

日本語の多様性

そもそもオノマトペとは、「ざあざあ」や「ずんずん」のような擬音語や擬態語を指すようです。少し考えただけでもたくさん出てきそうです。一時期話題になったのは、「どんぶらこ」という桃が川を流れる時だけを指すオノマトペがあること、などでしょうか(笑)。

ほかにも、同じものを指しているのに呼び名や表現が変わることもあります。

例えば「満月」。
「望月」「十五夜の月」「明月」などがあるそうです。
例えば「ホトトギス」。
「杜鵑」「時鳥」「不如帰」「子規」「郭公」などがあるそうです。

もちろん多かれ少なかれ、日本語以外の言葉でも様々な表現はあると思います。
それでもどちらかというと多様な言葉が使われる方なのではないでしょうか。

和楽器の多様性

さて。そう考えた時に、和楽器はどうでしょう。

例えば尺八では(流派にもよりますが)、わざと雑音を入れて吹く方法や音質を意図的に変え柔らかさを表現する方法、あえて音程を変えたりすること、などがあります。もちろん西洋的な技法を用いることも可能(スタッカートなど)ですが、そういった様々な演奏方法があることが、ある意味で特徴かもしれません。

言葉も音楽も。最終的には受け取り手によって解釈されます。
日本語が多様であるように、もしかすると日本人は、古くから感受性に富んでおり、様々な受け手が存在し、様々な表現方法が確立されていったのかもしれませんね。

さて。本日もここまで。
今日もよい一日をお過ごしください。

この記事を書いた人
じーも

母が箏を教えていることもあり、小さな頃から箏の音色を聞きながら育つ。
まんまと母の策略にはまり、小学校高学年から尺八を始めることに。初めは全く鳴らずに苦しんだが、少しずつ魅力を感じ始める。(続きはメンバーページをご覧ください)

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