現代版琵琶法師はどうか?@絵本

五絃五柱琵琶奏法譜 ~入門から上級まで~じーものヒトリごと

どうも、じーもです。秋です。イベントの季節です。
ということで、こんなイベントはどう?という軽いノリで考えてみます。

現代版、琵琶法師、参上。

さまざまな定義があるかもしれませんが、ここでは「琵琶という楽器を演奏しながら物語を弾き語ること」とざっくり定義しておきたいと思います。

みなさんは、琵琶法師を見たこと・聞いたことはありますか?

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・」との一節が有名な、平家物語。これなどは、まさしく琵琶法師が語り継いできた代表的な作品であるかもしれません。
実際に聞くと、とても迫力があり、かなり引き込まれるのですが、一言だけ。

なかなか聞き取ることが難しい場合もある。

これは単に、言い回しなどに聞きなれていないことなども関係していると思うんです。もしこの部分が遠く感じてしまう理由になっているのであれば。そんなもったいないことはありません。というわけで、こんなのはどうでしょう?

絵本の読み聞かせ+琵琶の演奏=現代版の琵琶法師

あくまでも普及を目的とした場合で考えると、普段聞くことのない楽器を聞き馴染みのある絵本の読み聞かせで楽しむ。そういう意味では、ひとつ面白い試みなのでは?

現代版、〇〇法師、参上。

そうやって考えると、琵琶だけでなく、他の和楽器でもいけそうです。お箏や三味線、尺八なんかも。笙や篳篥なんかもありかもしれません。

絵本は単体だけでも魅力のあるモノです。そこに和楽器が加わることで、より新鮮に感じるのではないでしょうか?しかも、和楽器では動物の泣き声を表すことだってままあることでしょう。だとすれば、絵本に出てくる動物たちだって・・・?

こう考えると、これまで読んだことのある絵本でさえ、新たな気持ちで楽しめるかもしれません。ちなみに絵本でも同じ「ももたろう」が作者によっては雰囲気が変わることもあります。いろんな「ももたろう」をいろんな和楽器で合わせる、なんていうのももしかするとおもしろいかもしれません。

あぁ~だれかそんなイベント開いてもらえますか?(笑)

では本日はここまで。みなさんにとって、よい一日になりますように。

この記事を書いた人
じーも

母が箏を教えていることもあり、小さな頃から箏の音色を聞きながら育つ。
まんまと母の策略にはまり、小学校高学年から尺八を始めることに。初めは全く鳴らずに苦しんだが、少しずつ魅力を感じ始める。(続きはメンバーページをご覧ください)

じーもをフォローする
じーものヒトリごと
SNSでWagicのコンテンツをシェアする
Wagic(わじっく)