人類最古の楽器

人類最古の楽器じーものヒトリごと
注)写真はヒントではなく、完全なるイメージです。

どうも、じーもです。

突然ですが、みなさん。人類にとって最古の楽器、初めての楽器ってなんだかご存じですか?
もちろん断定できるわけではないのですが、現在時点という条件付きでわかっていることを見てみましょう。

骨の○○!

みなさんもせっかくなので少し考えてみてください。

・・

・・・

はい、ありがとうございます。
ちなみに私は、間違いなく打楽器だ!と思っていました。だって、何かを叩いて音を出すという行為はきわめてシンプルかつ原始的だと感じたからです。

ということで、調べてみると…。

なんと、出てきたのは骨のフルート!つまりは笛だったのです!
それは、約4万年前のもので、ハゲワシの骨やマンモスの牙でできたフルートだそうで、指孔も5つあいていたそうです。(詳しくは「最古の楽器」等で調べれば出てきます。)

人類は何かを叩くよりも先に笛を吹き始めた…かもしれない。

現時点で、その骨のフルートは最古の楽器の可能性が高いそうで、そう考えると、人類にとって音楽の元祖は吹くことにあったのかもしれないわけです。

まぁもちろん、音を出す、という意味合いでいえば打楽器は以前にあった可能性はあると思うのですが。
それでも、笛が最古の楽器というのは、尺八吹きとしては何だかちょっぴりうれしい。

少し論理的に考えると、音を出す行為は何かを伝えるためであるような気がするのです。

そして、何かをやり取りするためであれば、打楽器よりも笛の方が遠くまで届く。
さらに音程が変わることで様々な意味をもたせることができる。
もしかするとそこから音楽に発展にしたのかなぁ~なんてことも考えます。

さて、本日は、少し邦楽と離れてしまったかもしれませんが、最古の楽器についてでした。
でも、よく考えてみると、和楽器でも尺八のほかに篳篥や篠笛、竜笛などさまざま笛がありますもんね。

では本日もここまで。みなさんにとって、よい一日になりますように。

この記事を書いた人
じーも

母が箏を教えていることもあり、小さな頃から箏の音色を聞きながら育つ。
まんまと母の策略にはまり、小学校高学年から尺八を始めることに。初めは全く鳴らずに苦しんだが、少しずつ魅力を感じ始める。(続きはメンバーページをご覧ください)

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